だいたいやっていたこと

そういえば、別れの多い年だったように思う。
地元の実家もなくなり、今も東京の新たな実家1でこれを書いているし、仕事も1年半ほどやっていたことが続けられなくなった。自分がオーナーでない以上、仕方のないことだとは思う。2
特に仕事では、働き始めてから2年以上同じものを作り続けられない運命のようなので、そのへんが次のところで解消するのかは楽しみ。しかし、ITシステムではそんな仕事の仕方をしている人は多い3かもしれない。自分で選択したことは少ないけれども、なんだかんだで変わっていく。
マネジメントを役割としてやったのは初めてかもしれない。そういった仕事が慣れないことを多くやっていたので、消耗も大きかったと思う。上手くやれたかといえば、反省は多く伸びしろがある。

読書

今年は読んだ本をちゃんと記録した初めての年だった。記録されている限りでは102冊4ほど読んだ様子。記録されていないものや途中で読むのをやめたものなどもあるので、完全な記録の難しさを改めて認識したが、概ね良かったように思う。
前半まではymlで管理していて、このブログにもあるとおりこんな感じで管理していたんだけど5、後半からは読書メーターで管理し始めた。バーコードから読んだ本をすぐ登録できることと、少しではあるが感想を投稿しやすい。スマホアプリのメリットってこういうところだとは思う。問題があるとすれば、ネイティブとWebでソートの項目が違っていたり、データの活用が難しかったりするところ。6
SFが27冊。中国系の方々の本がヒットした年だったと思う。しかし、イーガンのビット・プレイヤーがタイトルも含めてよかった。SFは全般的にアイディアを問うので、短編集がそれが光って良い。
技術書が10冊。マネジメント系の本も含まれているので、そんなに多くない印象。DDIA(データ指向アプリケーションデザイン)が一番のヒット。自分の中で「基本はデータ」という観点が重要だという考え続いているので、参考になる内容が多かった。

開発

個人的な開発では、Chrome拡張のURLをゴニョゴニョするものを作ってそれなりに続けて開発しているぐらいか。汎用性を求め、vanilla javascript で作り、自分にUIのセンスが無いがゆえに、かなり見た目が良くないが、自分は便利に使っているので良しとする。まず自分の欲するものを作ろうという基本方針に変わりはない。
仕事ではあまりコードは書かなかったし、その他はちょっとしたものを試しにスクリプトを書いてみたぐらいか。Githubの芝は植えるように努力はしていた、ぐらい。前半は読書の記録で埋めていたので、良くない。もうちょっとコードを書く習慣を身に着けよう。

来年の抱負

来年の抱負としては、仕事以外でもうちょっと文章を書いたほうがいいのだと思う。あと、仕事でも個人的にもコードも書いていかねば。そもそもすでにあるものをちゃんと使ってコードを書かないことがデフォルトの行動として妥当なんだけれども、それでもコードを書くということはつまりそういうことだ。
来年もそういった方向性で、やれることをやっていく。

書いていて思うのだけれども、注釈がめちゃくちゃ多くなる。書いている間に書きたいことが増えていく。整理しようという欲求も少ないのだが、後悔の少ないちゃんとした文書にするには技能とコストが必要ですね。 7

  1. 「実家」の意味が生家だとするとそもそも前の家も定義から反している。私達は大移動する時代に生きている 

  2. 自分が続けたいと思っていることでも、対象がそうでなければ続かない。 

  3. 仕事で採用関係もやっていたけど、たしかに2年続くことは珍しいのかも 

  4. コンピュータは記録してそれを数えるのが得意 

  5. jekyllが相対パスを認識できることを発見して驚いている 

  6. スクレイピングするなりして、無理やりデータを抜き出すことがWebだと可能なので助かる。アプリだとそれがかなり難しい。 

  7. 注釈、便利ですね。